2017年・プロ野球新人王を大胆予想! 新人王争いに加わる4人の「2年目以降」選手たちを紹介!

2017年・プロ野球新人王を大胆予想! 新人王争いに加わる4人の「2年目以降」選手たちを紹介!

開幕前の恒例行事となっているのが、優勝予想と新人王予想。「新人王」は2年目以降の選手も対象になっているが、今回はそんな「プロ2年目以降」の新人王候補をセ・リーグ、パ・リーグから2人ずつ、計4人紹介したい。

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    gooスポーツ編集部
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 3月31日に開幕する2017年日本プロ野球。プロ野球ファンの間で、開幕前の恒例行事となっているのが、優勝予想と新人王予想である。新人王予想で筆頭に上がる選手は、昨年のドラフトで指名された新人たち。だが、実は「新人王」は2年目以降の選手も対象になっているのは意外にも知られていない。その条件は以下の通りである。

1.海外のプロ野球リーグに参加した経験がない選手
*外国人枠の選手であるかは問わない

2.初めて支配下登録されてから5年以内の選手

3.前年までの出場が30イニング以内の投手、前年までの出場が60打席以内の野手
 
 昨年であれば、37試合に登板して10勝2敗・防御率2.38で堂々パ・リーグ新人王の北海道日本ハムファイターズ・高梨 裕稔投手が、ここに該当する。昨年、山梨学院大からプロ入り3年目。2015年は7回3分の1しか投げていない投手であった。

 ということで今回はそんな「プロ2年目以降」の新人王候補をセ・リーグ、パ・リーグから2人ずつ、計4人紹介したい。

<セ・リーグ>

■岡本 和真(読売ジャイアンツ・外野手)智辯学園高卒・3年目

2016年 一軍通算成績 20試合28打数(31打席)6安打 1本塁打4打点
2016年 二軍成績 18本塁打74打点 打率.261

 2017年はこの男がセ・リーグ新人王候補として注目されるだろう。智辯学園時代は、高校通算73本塁打、さらに公式戦20本塁打を打ったスラッガーとして、2014年ドラフト・1位指名で巨人から指名を受けた岡本。高卒1年目から本塁打を打ち、昨年は飛躍が期待されたが、二軍のイースタンでは74打点を挙げ、打点王に輝く一方で、一軍ではわずか3試合出場にとどまった。

 今年のオープン戦では打率.241ながら2本塁打を打ち、初の開幕一軍スタートが決定。巨人待望の和製大砲として飛躍の1年とできれば、新人王の可能性も高まってくるだろう。

■三ツ間 卓也(中日ドラゴンズ・投手)武蔵ヒートベアーズ出身・2年目

2016年 一軍成績 登板なし
2016年 二軍成績 35試合 5勝2敗2セーブ 78回83奪三振 防御率2.19

中日ドラゴンズファンならず「掘り出し物」として覚えておいてほしいのが剛腕サイドハンドの三ツ間である。健大高崎高、高千穂大を経て、2015年には独立リーグ・ルートBCリーグの武蔵ヒートベアーズに入団。51試合に登板して、リーグ最多の20セーブを記録した。

 右サイドから最速150キロのストレートを投げ込む剛腕サイドとして注目され、中日ドラゴンズから育成3位指名で入団。1年目は二軍で、35試合に登板、5勝2敗2セーブ、78回を投げて83奪三振、防御率2.19と好成績を収め、支配下登録選手入りを果たすと、2年目の今季はオープン戦でも6試合を投げて無失点と好投を見せ、救援投手として初の開幕一軍切符を手にした。同じ独立リーグ出身で、中日に欠かせないリリーバーへ成長した又吉 克樹(香川オリーブガイナーズ出身)とともに強力な中継ぎ陣を築き上げれば、独立リーグ出身者初の「新人王」獲得も見えてくる。

<パシフィック・リーグ>

■横尾 俊建(北海道日本ハムファイターズ・外野手)慶応義塾大卒・2年目

2016年 一軍通算成績 10試合(17打席)17打数2安打 打率.118
2016年 二軍成績 80試合 15本塁打53打点 打率.275

 今年オープン戦で、全体3位となる打率.361を記録した横尾も面白い。日大三高時代は4番打者として2011年夏、全国制覇を経験。慶應義塾大入学後は早くからリーグに出場。通算で96試合に出場し、13本塁打。東京六大学を代表するスラッガーとして活躍を見せた。

 しかしプロ1年目ではファームで15本塁打を打ったものの、即戦力で活躍することができず、悔しい1年に。2年目となる今年は一転、オープン戦から大きくアピールを見せている。北海道日本ハムファイターズの次世代を担うスラッガーになれれば、北海道から2年連続の新人王輩出も夢ではない。

■石川 柊太(福岡ソフトバンクホークス・投手)創価大卒・4年目

2016年 一軍通算成績 登板なし
2016年 二軍成績 9試合 4勝0敗 防御率3.00 

 パ・リーグ新人王大穴候補となるのが石川だ。都立総合工科時代はエースとして、3年春・夏のベスト8進出に貢献。創価大入学後は最速149キロのストレートを武器に、最終学年では、エースとして大学選手権進出。四国学院大戦では、完封勝利を達成している。

 福岡ソフトバンク育成1位指名を受けた石川は昨年から三軍戦・二軍戦で好投を続け、7月1日に支配下選手登録を結ぶと、二軍では9試合を投げて、4勝0敗、防御率3.00の好成績を収め、今シーズンにつなげる活躍を見せた。

 2017年は2月28日、「球春みやざきベースボールゲームズ」の楽天戦(宮崎アイビー)に中継ぎで登板し自己最速の155キロをマーク。オープン戦では4試合に登板し、防御率1.80、5イニングを投げて、5奪三振と、首脳陣へアピールして初の開幕一軍を手にしている。中継ぎとして「勝利の方程式」の一角を担うようになれば、新人王争いに加われるだろう。

 はたして入団初年度の選手が、活躍を見せられるのか?それとも岡本、三ツ間、横尾、石川のような2年目以降の選手たちが新人王争いに加わる活躍を見せるのか?若い選手たちには、お互い切磋琢磨し合い、球界を盛り上げることを期待したい。

【寄稿】 by 高校野球ドットコム

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