世界陸上で9秒台を見せるか? サニブラウン選手

世界陸上で9秒台を見せるか? サニブラウン選手

先日行われた陸上の日本選手権の100m・200mで2冠を掲げたサニブラウン選手。日本の短距離界を盛り上げていける存在になれるのでしょうか?

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    gooスポーツ編集部
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プロフィール

サニブラウン・アブデルハキーム

サニブラウン・アブデルハキーム

生年月日:1999年3月6日
出身地:東京都
身長:187㎝
体重:72㎏
出身校:城西大学付属城西高校
自己ベスト
 100m:10.05秒
 200m:20.32秒

出典 https://this.kiji.is/251679147841306627

サニブラウン選手は近年注目を浴びる、若き世代のスプリンターの一人です。ガーナ人の父と日本人の母を持つアスリートで、9月から米国のフロリダ大学に進学し、強豪校で指導受けることになっています。現在はオランダを活動の拠点とし、オランダ代表コーチの米国人、レナ・レイダー氏の下でトレーニングを続けているそうです。

日本選手権で短距離2冠

6月下旬に行われた日本選手権では、100m・200mともに優勝を果たし、2003年の末続慎吾選手以来14年ぶりの短距離2冠を達成しました。100mでは10.05、200mでは20.32と共に自己ベストを更新してのフィニッシュで、これにより8月にロンドンで開催される世界陸上への切符を手にしました。
2015年の選手権では100m・200mのどちらも2位、2016年は負傷により欠場と、3度目の挑戦にして以前から評価されていた才能を世間に認めさせました。当初は100mは流し、200mに専念すると考えていたそうですが、100mの予選・準決勝と自己ベストを上回る記録を残したこともあり、決勝でも勝負に出る方針に変えてそのまま優勝を果たすことになったのです。

100m9秒台は誰が1番乗りするか

未だかつて日本人が到達しえなかった100m9秒台の世界ですが、サニブラウン選手をはじめとして多くの日本人選手がその壁に近づいています。参考記録だったものの9秒台を記録した多田修平選手や桐生祥秀選手のほか、山縣亮太選手、ケンブリッジ飛鳥選手など若い世代が10秒を切ろうと台頭してきました。
次なる大舞台の世界陸上では、サニブラウン選手、多田選手、ケンブリッジ選手が100mの代表として選ばれており、この中から初の記録が出てくるのではないかと言われています。
日本記録は1998年の伊東浩司氏による10.00秒となっています。この記録ははたして19年ぶりに破られることになるのでしょうか。

世界陸上に何を思う?

「今大会はボルトが最後になる。100メートルの決勝で戦えるように頑張っていきたい。」

出典 サニブラウンの野望!世陸で9秒台&決勝でボルトに挑戦(スポーツ報知)

と語るように、サニブラウン選手は世界陸上で人類最速の男、ウサイン・ボルト選手に挑戦しようと意気込んでいるようです。2015年に北京で行われた前大会では200mに出場しましたが、準決勝で敗退してしまいました。今回は100m、200mともに決勝の舞台に進出できるのではないかと注目されているようです。
一方で決勝に進むためには大きな試練が課されるかもしれません。前回大会の100m決勝において、出場した8選手は全員が準決勝で9秒台を記録しています。決勝そして表彰台の前に立ちふさがるコンマ数秒の壁に彼はどう立ち向かうのか、世界陸上でのサニブラウン選手の戦いは必見でしょう。

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