宮里藍選手の名誉ある幕引き ~中編~

宮里藍選手の名誉ある幕引き ~中編~

宮里選手の学生時代から高校生プロの誕生までをシリーズで追っていきます。

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    gooスポーツ編集部
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学生時代の活躍

中学校へ進んだ宮里藍選手は、初渡米で世界ジュニアゴルフ選手権5位タイに入賞。
これがきっかけとなり将来米国でプレーをするという思いを抱いたそうです。その後は中学2・3年と全国中学ゴルフ選手権大会を連覇する快進撃を見せ、名門の東北高等学校に進学します。

高校でも彼女の実力はますます頭角をあらわし、日本女子アマチュアゴルフ選手権にも出場、年を追うごとに順位を上げて高校3年で優勝を達成しました。

そんな宮里選手を、当時のゴルフ部顧問はインタビューで以下のように振り返っています。

 在学中にゴルフ部の顧問を務めた伊藤繁さん(72)=仙台市青葉区=は、意識の高さが印象に残ったという。「自ら率先して練習に励み、他の生徒に刺激を与えていた」と思い返す。

出典 <宮里藍引退>恩師やファン「東北愛してくれた」(河北新報)

その後、高校の後輩たちが続々とプロデビューを飾っていることからうかがえるように、宮里選手がひたむきに練習をしている背中を見て成長したといえるでしょう。女子ゴルファーにとってあこがれの先輩であったのではないでしょうか。

横峯さくら選手の存在

出会いは小学生の頃、それから宮里藍選手と横峯さくら選手はライバルとして戦ってきました。高校2年時の日本ジュニアゴルフ選手権は横峯選手に次ぐ2位、3連覇をかけて臨んだ高校3年時の全国高等学校ゴルフ選手権夏季大会も優勝を横峯選手に受け渡しています。

ジュニア時代より切磋琢磨しながら女子ゴルフ界を牽引してきた2人。プライベートでも親交が深く、現在アメリカツアーにチャレンジしている横峯選手はブログに常に気にかけてくれた宮里選手に感謝の思いを綴っています。

アメリカツアーというタフな環境で10年以上も戦い続けてきた、強さと優しさを持つ藍ちゃんを心から尊敬しています。

出典 おもいで(横峯さくらオフィシャルブログ)

2014年のインターナショナルクラウンでコンビを組んでプレーしたことが夢のような時間だった。と、宮里選手との思い出を宝物のように語る横峯選手。時にライバル、時にチームメイトと二人の強い絆があったからこそ、日本女子ゴルフ界がますます盛り上がり注目されるようになったのかもしれませんね。

高校生でプロデビュー

2003年9月、当時高校三年生だった宮崎選手がミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン最終日に逆転優勝を飾りました。18歳101日での優勝は史上最年少の記録更新。また、アマチュア選手の優勝は1973年に清元登子氏が達成して以来30年ぶりの快挙と女子ゴルフ界に激震が走ったのです。

この優勝を受けて宮里藍選手はプロ転向を決意し、現役女子高校生のプロゴルファーが誕生しました。最年少プロゴルファー記録は2016年に畑岡奈紗選手が17歳271日に更新するまで長いこと塗り替えられませんでした。

宮里選手のプロデビュー後の初戦となった伊藤園レディスゴルフオープンは残念ながら予選敗退となってしまいましたが、ここから彼女のプロとしての華々しいキャリアが始まっていきます。

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