陸上からラグビーへ!ママさんアスリート、寺田明日香 選手の挑戦

陸上からラグビーへ!ママさんアスリート、寺田明日香 選手の挑戦

かつて女子ハードル界で圧倒的なスピードを見せていた寺田明日香選手が、7人制ラグビーで東京五輪出場を目指すことを決意しました。選手、妻、母親、学生という4役を務めながら、異種の競技に挑む寺田選手について詳しく見てみましょう!

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    gooスポーツ編集部
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寺田明日香 プロフィール

1990年1月14日生まれ 北海道札幌市出身
札幌市立柏丘中学校
→北海道恵庭北高等学校
→北海道ハイテクノロジー専門学校
→早稲田大学人間科学部人間情報科学科

出典 寺田 明日香 (てらだ あすか)プロフィール(寺田明日香公式サイト)

■主な記録:100mハードル日本ジュニア記録(13秒05)、100mハードル日本高校記録(13秒39)

小学校4年生から陸上を始めた寺田選手。高校1年生から本格的にハードルを始め、高校総体100mハードル3連覇を果たします。2008年には北海道ハイテクACへ入り、同年から日本選手権3連覇。更に、2009年には世界陸上ベルリン大会に出場し、アジア選手権では銀メダルを獲得します。輝かしい実績を残した寺田選手でしたが、相次ぐケガにより、2013年に現役を引退しました。

ハードルからラグビーへ

一度陸上競技から身を引いた寺田選手でしたが、何故7人制ラグビーに挑戦することとなったのでしょうか?
そこには親友である同郷の北海道出身かつリオ五輪代表である桑井亜乃選手の働きかけがありました。
怪我で泣いた2013年の引退時にある出来事があったのです。

同級生で帯広農業時代に円盤投げで国体入賞を果たした親友の桑井から「明日香もラグビーを一緒にやろうよ!!」と誘われた。しかし、「アスリートには戻りたくない」。号泣しながらそう断った。

出典 元陸上女王の寺田明日香、ラグビー選手で本格始動(日刊スポーツ)

一度はアスリートに戻ることを拒んだ寺田選手。しかし昨年のリオ五輪で、7人制ラグビーに出場した桑井選手のプレーを見て、気持ちが変化したそうです。

私のスピードが少しでも力になれば。陸上で果たせなかった五輪出場の夢をラグビーで目指したい。ラグビーでメダルを取りたい

出典 元陸上女王の寺田明日香、ラグビー選手で本格始動(日刊スポーツ)

外国人選手に体、スピードともに劣る日本チームの選手の姿を見て、力になりたいと感じたのかもしれませんね。

寺田選手は、昨年12月に行われた7人制ラグビー女子のトライアウトに参加し、見事合格。日本ラグビー協会主催の強化合宿にも参加しました。

家族の支え

寺田選手は、ラグビー選手でありながら、母親、妻、学生の4役をこなしています。そのハードな生活を支えているのは、寺田選手のご家族のようで、寺田選手も感謝の言葉を述べています。

家族のサポートなしではできないので、とてもありがたく思っています。合宿や遠征が増えると娘に会えなくなるのがつらいです。将来的には母が北海道から上京し、夫と娘とともにサポートしてくれることになっています。家族へ大きな負担をかけるし、色んなことを我慢させることになります

出典 陸上トップ選手から7人制ラグビーへ。"ママさん選手"寺田明日香が代表に!(3/4)-ラグビー(Number Web)

スピードで圧倒

5月20日、ラグビーの太陽生命ウィメンズシリーズ1次リーグが行われ、寺田選手は混成チームのチャレンジチームで出場しました。初戦の千葉ペガサス戦では後半から途中出場し、ファーストタッチから1人目を外で振り切ると、2人目はステップで翻弄して置き去りに。圧倒的なスピードでトライを決めました。

陸上競技を引退後、7人制ラグビーの選手として新たなスタートを切った寺田選手。
今後は、楕円球や密集での動き、タックルなど、ラグビーならではの動きに対応することが求められます。
東京五輪出場を目指す、寺田選手の挑戦を応援しましょう!

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