注目の若手陸上選手 多田修平選手について

注目の若手陸上選手 多田修平選手について

今年もたくさんの興奮と感動を届けてくれた世界陸上。中でも注目された選手の一人、多田選手とはどのような選手なのでしょうか。

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    gooスポーツ編集部
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大いに盛り上がりを見せ終幕した2017年世界陸上競技選手権大会。日本の男子400メートルリレーの銅メダル受賞は、歴史的な快挙となりました。

昨夏のリオデジャネイロ五輪銀メダルの日本(多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司)は38秒04で銅メダルを獲得した。日本が世界選手権の同種目でメダルを獲得するのは史上初。

出典 世界陸上 日本 男子400メートルリレーで初のメダル(毎日新聞)

2001年のエドモントン大会4位、2009年のベルリン大会4位という結果が過去最高であった陸上日本代表チーム。今回のメダル獲得は、日本陸上界の新時代到来を予感させるものと言えるのではないでしょうか。
今回は、メダル獲得の立役者とも言える多田修平選手について、探ってみました。

多田修平選手について

選手プロフィール

多田修平選手

多田修平選手

生年月日:1996年6月24日
出身:大阪・東大阪市
出身高校:大阪桐蔭高校

現在は関西学院大学法学部3年生。

※数字は2017年8月現在

出典 https://this.kiji.is/254525643710431235

多田選手が陸上を始めたのは中学生の頃。それまではサッカーや水泳をしていたそうですが、運動会で走ることが好きだったということで、陸上に転向したようです。
ちなみに、好きな食べ物はスイーツやパフェと、甘党なのだそうです。

転機となったセイコーゴールデングランプリ川崎

「あの試合から僕の陸上人生が変わりました。自分の転機になった試合だと思います」

出典 多田修平の人生が変わった瞬間。 ゆるい雰囲気の裏には負けず嫌いが。(Number web)

多田選手自身がこのように振り返る試合とは、2017年5月21日に行われたセイコーゴールデングランプリ川崎での男子100メートル競技のこと。この大会には、リオ五輪銀メダリストのジャスティン・ガトリン選手、ケンブリッジ飛鳥選手、サニブラウン・アブデルハキーム選手など名だたる有力選手が出場していました。それまでの多田選手と言えば、大学日本一ではあったものの世界はまだ遠くいわゆる「無名」選手で、特に注目を浴びるような選手ではありませんでした。この大会にも、直前に欠場者が出たため急遽出場が決定したのです。そんな中、多田選手の残した結果は3位入賞。この瞬間を機に、一気に注目選手となりました。

無名の大学生の走りに観客も大いに沸いた。レース後、ガトリンが真っ先に握手に駆け寄ったのは、ケンブリッジでもサニブラウンでもなく、多田だった。興奮冷めやらぬガトリンは、レース後も自分のレース内容そっちのけで多田のことを褒めまくった。

出典 多田修平の人生が変わった瞬間。 ゆるい雰囲気の裏には負けず嫌いが。(Number web)

試合後のインタビューで多田選手は

「今年一番いいスタートだった。だいぶ満足している」と満面の笑みを浮かべた。

出典 多田、抜群の出だしで3位「だいぶ満足している」/陸上(サンケイスポーツ)

まさに、この試合が転機となる「いいスタート」と言えますね。

世界陸上初出場

▼大会に向けての抱負・・・100mでは最低でも準決勝進出!4×100mRでは選ばれたらメダル獲得!
▼競技のココ・私のこんな姿に注目!・・・前半から中盤にかけての加速
▼試合前に集中力を高めるためにやることは?・・・イメージトレーニング。音楽を聴く。
▼座右の銘(信条)/好きな言葉・・・楽しむ

出典 【世界選手権意気込みコメント】短距離・多田 修平(日本陸上競技連盟公式サイト)

初出場となる2017年世界陸上競技選手権大会の直前、このように意気込みを語っていた多田選手。果たして結果は・・・

男子100メートル

予選では、ウサイン・ボルト選手と同組という特に注目される状況で、しっかりと自分の走りを見せ、狙っていた準決勝への進出を果たします。その後、準決勝では10秒26で5着。惜しくも決勝進出はできなかったものの、自身の力を見事に証明しました。

男子400メートルリレー

強豪ひしめく予選を勝ち抜き、2大会ぶりに決勝へ進出した日本勢。第一走の多田選手は、持ち前のスタートの速さを生かし、また苦手とされているカーブも無難に加速、第二走者の飯塚選手にしっかりとバトンをつなぎました。ボルト選手の最後のレースということもあり、異様な雰囲気に包まれていた中、第一走者として日本の銅メダル獲得に貢献しました。

レース後、セイコーゴールデングランプリ川崎の試合後同様にガトリン選手から賛辞を贈られた多田選手でしたが、決しておごり高ぶらず、以下のように語っていました。

「世界選手権で金メダルをとった選手に褒められているのは本当に光栄です。まだまだ僕自身力が足りないので、力をつけてガトリン選手に対抗できるような走りができたらいいなと思っています」

出典 修平の人生が変わった瞬間。ゆるい雰囲気の裏には負けず嫌いが。(Number Web)

2020年の東京オリンピックに向け、また新たに注目される日本人陸上選手が生まれました。多田選手個人としても、陸上日本代表としても、これからの活躍が非常に楽しみな選手です。

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