40回目の優勝間近!入門当時には相撲に適さない体と言われた白鵬関のこれまでを振り返る

40回目の優勝間近!入門当時には相撲に適さない体と言われた白鵬関のこれまでを振り返る

現在、日本の相撲界で最も有名と言っても過言ではない白鵬関ですが、今年もまだ誰も成し遂げていない偉業に挑戦しています。

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    gooスポーツ編集部
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7月の名古屋場所で39度目の優勝、通算1050勝と記録を更新した白鵬関。すでに、さらなる自己記録更新へ向け、目標は明確なようです。

「次の目標は優勝40回と幕内1000勝」

出典 白鵬、次の目標は「優勝40回と幕内1000勝」(サンケイスポーツ)

そんな白鵬関のこれまでを振り返ってみましょう。

15歳の若さで来日

1985年3月11日生まれ、モンゴル出身の白鵬関は、モンゴル相撲の元横綱であった父親の影響もあってか、幼くして力士を目指し始めます。そして2000年10月、元小結旭鷲山の紹介で来日。当時まだ15歳だった白鵬関は、体重68kgとまだ体も小さく、なかなか相撲部屋が見つからなかったそうです。

日本で力士になる夢を諦めかけていた白鵬関に声をかけ、迎え入れたのは宮城野親方(元幕内竹葉山)でした。

「あんなに小さな子が、ここまで勝てるとは」

出典 白鵬入門時思い「あんな小さな子が」宮城野親方感慨(日刊スポーツ)

名古屋場所で通算最多勝利記録を打ち立てた愛弟子に、師匠は感慨深げにこうコメントしたそうです。

取り組みをする白鵬関

取り組みをする白鵬関

今の姿だけを見ると、入門当時に相撲に適さない体と言われたのが、果たして本当なのかと疑問に思ってしまうほどです。

出典 https://this.kiji.is/264319805807755266

朝青龍関の存在

白鵬関が横綱に勝ち上がってきた背景には、母国が同じモンゴルである5歳年上の朝青龍関の存在が大きく影響していると言われています。2007年夏場所以降続いた二人の横綱の"確執"は、お互いの頭文字を取り、「青白時代」とも呼ばれていました。

朝青龍関

朝青龍関

モンゴル人初の横綱。相撲ファンに限らず一度は名前を聞いたことがあるでしょう。

出典 https://this.kiji.is/266114504842461185

不仲説も

白鵬関は、先輩の朝青龍関を「目標」から「ライバル」へと次第に見方を変えていき、2008年夏場所千秋楽では、互いに土俵上でにらみ合う「青白冷戦」と呼ばれる事態になりました。

「確かに目標だった存在でしたが、人間性は尊敬していなかった。朝青龍の性格は“動”だから、あなたは“静”でいなさい、とよく言った」と振り返った。

出典 白鵬32度目Vへの軌跡 来日15年「青白時代」から「青白冷戦」へ…(スポニチアネックス)

白鵬関の幕下時代からの恩人・興禅寺住職・市川智彬氏はこう振り返っています。

そんな先輩との「青白時代」を経て、白鵬関は結果的に、2008年の名古屋場所から3連覇を飾り、史上最多の年内86勝を達成しました。

気になるのはその後の二人の関係性ですが、2016年5月に行われた旭天鵬関の引退相撲後のパーティで二人がお酒を酌み交わしている姿が見られたそうです。確執は解消されたようですね。

今後について

相撲ファンの間では、年内に前人未到の優勝40回が達成されるのでは、という声も上がっているようですが、さてどうなるでしょうか。

「大台40は、今年中にという思いはあります。大台30は私を入れて3人(大鵬、千代の富士)いるから、大鵬関と千代の富士関も亡くなりましたけど、生きてるときは私も大変かわいがってもらいましたし、ある意味一つの恩返しが、大台40だと思う」

出典 白鵬が年内優勝40回の大台に意欲 高安には「強くなったな」(デイリースポーツ Online)

多くの相撲ファンが期待を寄せる一方で、左膝の故障が完治せず、秋場所の休場が決まっている白鵬関。年内の大記録達成が危ぶまれるところではありますが、どうなるでしょうか。今後の白鵬関の動きに注目です。

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