21年間のプロ生活に終止符 井口資仁選手

21年間のプロ生活に終止符 井口資仁選手

引退試合でツーランホームランを放ち、劇的な有終の美を飾った井口選手。これまでの経歴やエピソードについてご紹介していきたいと思います。

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    gooスポーツ編集部
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選手プロフィール

井口 資仁選手

井口 資仁選手

生年月日:1974年12月4日
年齢:42歳
身長:178cm 
体重:91kg
出身地:東京都
投打:右投げ/右打ち
経歴:
国学院久我山高(甲)-青山学院大-福岡ダイエー(ドラフト1 '97~'04)-ホワイトソックス('05~'07)-フィリーズ('07)-パドレス('08)-フィリーズ('08)-千葉ロッテ('09~)

出典 https://this.kiji.is/284817501509108833

父親が少年野球のコーチをしていた影響もあり、野球を始めたのは幼稚園の頃という井口選手。小学校に上がり、本格的に野球に打ち込むようになった彼の最初のポジションはキャッチャーだったそうです。中学校入学後は、地元のチーム、保谷シニアに入団。打順は主に3番で、ショートとサードのポジションを守っていました。また、シニアリーグではこの頃から全国の舞台を経験をしています。卒業後は國學院久我山高校に進学し、高校2年時(1991年)には第73回全国選手権大会に出場を果たしています。

井口選手は高校時代に特に目立った成果を残すことができなかったようですが、大学進学後、その恵まれた才能を開花させることとなります。

記録樹立ラッシュを成し遂げた大学時代

青山学院大学に進学した井口選手は、大学記録などの輝かしい記録を次々に樹立していきます。

「1年時からレギュラーを獲得して、全日本大学選手権優勝などチームを牽引する活躍を見せる。個人でも三冠王やシーズン最多本塁打(8本)を記録。そして、大学4年間で東都大学リーグ記録となる24本塁打を放つ。」

出典 About Iguchi(タイムライン)(井口 資仁選手 オフィシャルWebサイト)

「大学在籍時の1996年にはアトランタ五輪日本野球代表に選出される。予選リーグを7戦4勝3敗の3位で通過。決勝トーナメントでは準決勝で米国を11-2破り、銀メダルを獲得する。」

出典 About Iguchi(タイムライン)(井口 資仁選手 オフィシャルWebサイト)

井口選手がドラフト会議にかけられた1996年は異例の豊作の年として注目を集めました。福岡ダイエー(現:福岡ソフトバンク)を逆指名した井口選手は1位で獲得され、2位にはその後三冠王を獲得する松中信彦選手、3位には柴原洋選手が獲得され、1999年以降のホークス黄金時代のメンバーがほぼ揃う結果となりました。

野球ファンの目を引いたプロデビュー戦

ホークスでプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせた井口選手。
彼のプロデビュー戦は、野球史に鮮烈な印象を残す形となりました。

「プロ初出場となった5月3日の近鉄バファローズ戦では、日本人選手としては史上初となるデビュー戦での満塁本塁打を放ち、早くからその優れた才能とスター性を発揮する。」

出典 21年間の現役生活に幕 井口資仁の偉大な野球人生を振り返る(フルカウント)

井口選手は、プロ5年目の2001年に30本塁打を達成し、松中信彦選手・小久保裕紀選手・城島健司選手と「30発カルテット」を形成し話題となりました。また、盗塁王、ゴールデングラブ賞、ベストナインなどの様々な賞を獲得し、まさに球界を代表する選手に成長を遂げていました。

21年間の現役生活を振り返って

ダイハード打線の一員として、その稀にみる猛打力を武器に、チームの3度のリーグ制覇や2度の日本一に貢献してきた井口選手。そんな大活躍を経て、メジャーリーグへの挑戦を決意します。

 2005年、ホワイトソックスに入団し、1年目でワールドシリーズ制覇に貢献すると、日本シリーズとワールドシリーズの両方を制覇した初の日本人となった。打席では2番打者として自己犠牲に徹することが多かったが、そのように制約の多い立場でも結果を残し、今もシカゴのファンの記憶に残る偉大な選手の1人となっている。

出典 21年間の現役生活に幕 井口資仁の偉大な野球人生を振り返る(フルカウント)

その後、フィリーズ、パドレスを渡り歩き、最終的に日本の千葉ロッテマリーンズに入団し、2009年に日本球界に復帰。長きに渡ってロッテに貢献しました。

最後も魅せてくれた!! 素晴らしい引退試合!!

出典:井口選手引退試合にカメラが密着【広報カメラ】(marinesTVOfficial)/YouTubeより

日米においてファンの記憶に残る活躍を魅せ続けてきた井口選手は、9月25日に行われた引退試合でも、ファンの度肝を抜くホームランを放ってくれました。

「ミラクルを超えた。どよめきが収まらない。2点を追う9回無死一塁で迎えた井口の日米通算9612打席目。増井の直球を振り抜き、鮮やかな放物線がバックスクリーン右に飛び込むと、右手で力強くガッツポーズを作った。」

出典 【ロッテ】井口、満弾デビューから同点弾締め「明日から次の夢」(スポーツ報知)

試合後の引退セレモニーで彼は、このホームランについて以下のように語っていました。

「シーズン中はあの打球は失速していた。自分の思いや、みんなの思いが打球に伝わった。何年か忘れかけていた感触。まだまだやれると思う反面、すっきりしています」

出典 【ロッテ】井口、満弾デビューから同点弾締め「明日から次の夢」(スポーツ報知)

井口選手の引退に、ロッテの球団公式ツイッターには、古巣のホワイトソックスからの祝福動画が複数配信されたそうです。改めて、国内外でたくさんのファンに愛されていた野球選手だったことがわかりますね。

終わりに

今後は千葉ロッテマリーンズの監督になることで調整が進められているようです。監督としての井口選手の手腕にも期待したいですね!

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