相撲界の「キラキラネーム」力士

相撲界の「キラキラネーム」力士

日本の国技といわれる相撲。なんと近年、「キラキラネーム」とも言える四股名が増えているようです。

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    gooスポーツ編集部
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力士にもキラキラネームの波が?

一般に力士の四股名といえば、部屋の伝統的な文字や名を親方から授かって付けられることが多いようです。また外国籍の力士は出身地の言葉を、音はそのままに当て字によって付けられることも珍しくありません。
一方で近年はそのようなセオリーから外れた「キラキラネーム」とも呼ばれる力士も現れてきているようです。今回は読みの難しい、または耳に新しい四股名を紹介していきます。

鰤の里 強志(ぶりのさと つよし)

四股名には珍しい、魚の名前からとった鰤の里は石川県七尾市出身の力士です。元はその地元から「能登ノ波」の四股名をつけられていましたが、父が寒ブリ漁をしていたこともあり、

「地元の人に親しんでもらえるように」

出典 「鰤の里」に改名、序二段の能登ノ波(日刊スポーツ)

といった理由から改名されたそうです。成長するにつれ呼び名が変わっていく出世魚として、ブリは縁起のいい魚とも言えますが、本人の出世はまだまだのようです。四股名に負けぬ活躍を期待したいところですね。

天空海 翔馬(あくあ しょうま)

正直に読んだなら「てんくうかい」と答えてしまいそうなのが、この天空海です。もともとは豊乃浪の四股名でしたが、

「成績に波があったので、浪を取って波をなくしたかった」

出典 豊乃浪が改名「天空海(あくあ)」(日刊スポーツ

という理由で改名に踏み切ったそうで、師匠の立浪親方が考えた「阿久亜(あくあ)」の音を元にしています。

上昇の願いを込めた「天」と、地元の茨城・大洗町の「空」や「海」をイメージ

出典 豊乃浪が改名「天空海(あくあ)」(日刊スポーツ

また天空海は先日の十一月場所での活躍により、来年の初場所での十両昇進が決まっています。このキラキラネームともいえる四股名も十両昇進によって露出がどんどん増えていくことでしょう。

宇瑠虎 太郎(うるとら たろう)

特撮ヒーローの「ウルトラマンタロウ」にちなんだ四股名がこの宇瑠虎です。式秀部屋の親方はこの名前について次の様に語っています。

「165cm、60.6kgと軽量だった宇瑠虎は、ウルトラマンのように3分間全力で土俵を動き回れという願いを込めて名付けました」

出典 宇瑠虎、爆羅騎…「キラキラ四股名」力士達の名前の由来(NEWSポストセブン)

宇瑠虎の番付は東序二段七十九枚目とまだまだ名前に見合う成績は残せていませんが、その強烈な四股名はファンの記憶に残っていくのかもしれません。
また宇瑠虎が所属する式秀部屋には、彼の他にもユニークな四股名を持った力士が多いことで有名になっています。「爆羅騎(ばらき)」、「大当利(おおあたり)」、「桃智桜(ももちざくら)」など力士らしからぬ名前が並びますが、力士のやる気を引き出す一つの手段として式秀親方は考えているそうです。

剣翔 桃太郎(つるぎしょう ももたろう)

剣翔関は追手風部屋に所属しており、兄弟子には日本大学からの先輩である遠藤関がいます。十両昇進を機に本名の安彦剣太郎から四股名を改名しました。
十両昇進した際の会見から

と兄弟子への挑戦に意欲的であり、「桃太郎」にちなんだ締め込み(取り組みの際に締めるまわし)の桃色も遠藤関のトレードマークのピンクに対抗しているようです。
なお、「桃太郎」の名は彼に限ったものではなく、高田川部屋にも「湘南乃海 桃太郎(しょうなんのうみ ももたろう)」とこれまたキラキラした四股名の力士が所属しているようです。

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