Jリーグ2017シーズンを振り返る【前編】~J1熾烈な優勝争い

Jリーグ2017シーズンを振り返る【前編】~J1熾烈な優勝争い

今年も白熱したJリーグですが、どのような優勝争いがあったのでしょうか。

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    gooスポーツ編集部
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今季の優勝チームは?

2017年の明治安田生命J1リーグは、賞金が昨季から大幅に増えることとなり、どのチームが多額の賞金を手にするかが1つの注目ポイントになりました。Jリーグは、英国動画配信大手のパフォーム社が運営するDAZN(ダゾーン)と10年2100億円の放映権契約を結び、優勝チームは総額22億円を手にすることになります。

サマーブレイクに入る第18節終了時には、J2から復帰してきたセレッソ大阪が首位に立ち、昨季優勝の鹿島アントラーズが2位、川崎フロンターレが3位と続きました。この時点での首位から6位までの勝点差はわずか5で上位争いは混戦になっています。前半戦は昇格1年目のセレッソ大阪という伏兵が僅差でリードする形で、優勝争いは後半戦へ持ち越しとなります。

最終節までもつれ込む

後半戦が進むにつれ優勝争いを牽引していったのは鹿島アントラーズで、監督交代が効果を成し、連覇へ向けて突き進むかと思われました。一方で対抗馬して現れたのが、川崎フロンターレ。第20節から無敗を継続し昨季王者にプレッシャーをかけていきます。
第31節には優勝争いがこの2チームに絞られ、前半戦から上位争いをしていたセレッソ大阪や柏レイソルなどは脱落し、ACL出場枠争いへと向かいました。残りが3試合となる中で、川崎フロンターレは首位の鹿島アントラーズを勝点4の差で追うこととなり、終盤まで優勝シャーレの行方は持ち越されます。

最終節となる第34節開始前の鹿島アントラーズの勝点は71、川崎フロンターレの勝点は69となり、得失点差を考慮した上で川崎フロンターレの逆転優勝の芽は残ることになりました。鹿島アントラーズはここまでの2試合で優勝を決定づけることはできず、この試合での勝利が必須となりました。
この最終節で鹿島アントラーズはジュビロ磐田と対戦しますが、やはりここでも決め手を欠きスコアレスドローに終えます。一方の川崎フロンターレは大宮アルディージャと対戦し、阿部浩之選手のゴールを皮切りに5-0の圧勝で最終節を終えました。
この結果、2チームの勝ち点は72で並びながらも、得失点差で上回った川崎フロンターレがJ1初優勝を手にしました。

大健闘を見せたチームは?

例年、J1に昇格を果たしても1年でJ2へUターン、といったチームが多い中、下馬評を覆し残留を果たしたのが北海道コンサドーレ札幌です。過去15年でJ1挑戦は3回ありましたが、その全てが残留に失敗し翌シーズンをJ2で過ごしていました。昨季はJ2を優勝し、J1に乗り込むことになりましたが、前半戦では一時6連敗を喫し苦しい戦いを強いられます。

ここでコンサドーレの流れを変えたのは、元イングランド代表のジェイ選手やタイ代表のチャナティップ選手、元札幌キャプテンの石川直樹選手の加入となりました。特にジェイ選手は加入後14試合で10得点のチーム得点王タイの成績を残すなど、新加入選手の活躍は2試合を残してコンサドーレ初となるJ1残留に大きく貢献しました。
未知となるJ1の2年目でどのような戦いを見せられるか、という点でコンサドーレは来季も注目したいチームです。

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